スレイヤーズラジドラ

スレイヤーズのメディアミックスとしては、地味なほうから紹介すること自体、管理人の性格を現しているなあ。
現在、ドラマCDは、ネットオークションか古本屋ではないと入手は難しいと思います。

TBSラジオ「MEGU・OMO・街へ出よう」で、95年10月から、96年3月まで放送されていたラジオドラマ。内容は、スレイヤーズすぺしゃる（短編）を元にしたものだが、キャラクターは本編（ガウリイ・ゼルガディス・アメリア）となっている。せりふの振り分けが大変そうだ。なお、CDには、脚本付ブックレットと、奥井雅美のイメージソング、スレイヤーズBGM集未収録のBGMが収録されている。
①白竜の山（①白魔術都市の王子)	白竜と青竜の壮大なる戦い、竜と人間の心温まる感動巨編というわけではない。人間やドラゴン同士でも偏見があるという話｡今は懐かしい事例ネタがあったりする。あと、力の乱用はいけないね。
②ふくしぅの刃　　 (②リトル・プリンセス)	刃物マニアのレミーさんの話。現実にいると危ない人間の一人である。ちなみに、刃物マニアにとって、光の剣は邪道らしい。この話での人の話の断り方は、参考になる。ちょこっと、声優ネタ付。
③がんばれネクロマンサー (⑦がんばれ死霊術士)	きぐるみの話。ジャケットの、クールなゼルガディスと、その他のシュールな3人のきぐるみ姿の対比が楽しかった。好きでも、苦手ならどうにもならないという話。ちなみに、この話の戦闘シーンはかなりむなしい。映像で見たかった。
④リナ抹殺指令 (②リトル・プリンセス)	偽者ネタの話。シルフィールや無印版キャラ出演の話。原作とちょっと結末が違う。シルフィールファンには、出てきてくれたのはいいけど、扱いはひどいという話。というわけで、リイナ・サインダースは出ていない。お次は、NEXTでね、っという話。

文化放送「有希と美冬のスレイヤーズPachi^２ナイト!!」で96年10月から、97年3月まで放送されていたラジオドラマ。内容は、スレイヤーズすぺしゃる（短編）を元にしたものだが、今回は、ゼロスとマルチナ（NEXTオリジナルキャラ）が加わっている。さらにせりふの振り分けは大変そうだ。一枚1800円という廉価版だが、そのかわり脚本は入っていない。オープ二ングコントが夢オチになっていて楽しい。
①闇の住まう村（⑨イリーズの旅路）	暗殺者の隠れ里の村おこしを依頼されるという。いろいろな意味で、根本的に無理のある話。王様危機一髪って見てみたい気はする。夢のキーワードは三連リング。リナのかわいらしい願望が現れていて、ガウリナ派の私としてはちょっと嬉しい。
②りべんじゃあ（①白魔術都市の王子)	千の偽名（サウザンド）という変な魔道士の出てくる話。「兄の仇」をうとうとする少女と、それを援助するリナたちの感動巨編・・・・・・ではない。夢オチはアメリア。彼女の願望は、「スレイヤーズＶＳオーフェン」を読んでいればすぐわかります。ヒントといえば、5色。イエローはカレー。
③愛しの根性なし（⑥打倒！勇者様）	スレイヤーズのラジドラ一番の傑作であろう。ゲストキャラクターが傑作である。根性なしの恋人ガードナーと、無神経なお嬢様エレミーの情けない恋の話。なお、この話だけは、「愛しの根性なし」と「根性なき戦い」の2つの話を使っている。夢オチは、ゼルガディスでシメサバの話。
④破壊神はつらいよ（⑩破壊神はつらいよ）	渥美清追悼記念のようなタイトル。今回もシルフィールたちが出てくる。番組ＤＪの松浦有希（アーティスト）がニセマルチナとして出演している。なお、今回も原作とは結末がちょっと違う。シルフィールの扱いは、前回と同じだったりする。今回の夢オチはガウリイ。スレイヤーズＮＥＸＴ15話と劇場版一作目を復習しておこう。